「ウクライナ避難民に対する生活相談支援とセーフティネット型日本語教室の開催」について

PHD協会は、兵庫県内に避難されてきたウクライナの方々が安心して生活を送っていけることを目的として、日本財団の助成を受けて「ウクライナ避難民に対する生活相談支援とセーフティネット型日本語教室の開催」事業を実施しています。本事業は2022年7月12日から2023年3月31日までの期間実施されていて、「アウトリーチ型の生活相談支援」と「セーフティネット型の日本語教室」の2つの活動行っています。

生活相談支援では、特に行政からの支援が届いていない兵庫県内(主に神戸市)にお住いの避難民の方々にアウトリーチして相談に乗り必要な支援を届けることを目標としています。具体的な支援内容としては、食料や生活物資の提供、就労に向けた支援、役所や医療機関また買い物などへの同行支援を行っています。さらには、避難民当事者によるネットワークがSNS等を利用して構築されて、PHDが相談先として位置づけられることで、事業終了後もセーフティネットとして機能する体制を目指します。

日本語教室についても、行政からのサービスの行き届いていない人たちをターゲットにして、就労や生活など避難民の方々それぞれのニーズにきめ細やかに応じた日本語教育の機会を提供しています。現在、神戸市北区にお住まいのウクライナ人のための日本語教室を北区で週2回開催しています。日本語教室を通じて相談を受けることで、ウクライナ避難民の方々のセーフティネットとしても機能していけるように運営しています。

お問い合わせ:坂西、佐久間
電話:078-414-7750
メール:info@phd-kobe.org