ネパールP H D研修生里親募集
ネパール大地震から3 年、復興支援は「生活再建期」にはいりました。
2015年4月25日正午前発生したネパール大地震では、元PHD研修生たちの活動する地域でも地震により大きな被害を受けました。PHDでは元研修生たちと協力して、被災地の緊急災害支援と復興支援に従事してきました。自らも被災した元研修生たちですが、復興のために精力的に活動しています。
発災から3年を経た現在、復興支援は生活再建に重きを置く段階です。しかし、飲料水や仮設住宅などの最低限の生活環境は整ったものの、生活再建への道のりは大変厳しいものがあります。乾季には水が不足して、農作物は自分たちが食べる分を作るのが精いっぱい、恒久住宅の建設も滞っており、多くの人々が安定した生活を取り戻すことができずに苦しんでいる状況です。
しかし、現在、被災地では生活再建のために奮闘する元PHD研修生の活動費(人件費)が足りていません。研修生が安心して活動するための支援が必要とされています。
そこでPHDでは、2017年4月(2017年度)より、3カ年計画で「ネパールPHD研修生里親制度」を開始しました。これは被災地復興活動に従事する元PHD研修生を支援する「里親」を募集する制度です。おかげ様で、2017年度は里親の皆さまの手厚い支援のおかげで、元研修生たちは活動を継続することができました。2018年度も「ネパールPHD研修生里親制度」を継続します。
ネパールPHD研修生里親制度
ネパールPHD研修生の里親になる |
里親 1年間1口50,000円より募集
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里親制度の特徴 |
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備考 |
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里親として、震災復興に直接的に参加しませんか? 里親の方のお名前を研修生にお伝えします。研修生にとって〇〇さんが支援してくれている、一緒にがんばろうと思える精神面のサポートにもなります。
詳細はPHD協会までお問い合わせください。事務局よりご案内いたします。(下記ボタン)
里親募集:被災地で復興活動するPHD研修生3名
カンチさん
2015年度研修生。帰国後、ECDセンターと言われる、幼児教育の施設で先生として活躍中。日本で学んだ保育や口腔衛生を実践しています。地震後の不安定だった子ども達を精神面で支えてきました。またムクさんとも一緒に各種プログラムの運営も担っています。「まだまだ被災者のための活動はこれからよ!」と意気込んでいます。
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ムクさん
2014年度研修生。PHDの現地提携NGO「SAGUN」 のフィールドコーディネーターとして多方面で活躍中。今までに緊急支援、大工トレーニング、住民参加型調査、ヤギを通じた生計向上などのプロジェクトを運営。地震後はショックのあまり涙する日々でしたが、今は力強く活躍中です。「村の人たちのためにもっと働きたい」と継続を希望しています。
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