国際協力エッセイコンテスト2016入賞者発表
たくさんのご応募をいただきありがとうございました。
エッセイコンテスト2016審査委員長
:東アジア青少年歴史体験キャンプ実行委員 田中めぐみ(高校教員)
最優秀賞 1名
中原 亮さん 北九州市立大学 「国境線を超える未来へ」
受賞作品はこちらessay-nakahara.pdfをご覧ください。
<審査委員長コメント> 情景が目に浮かび、映画のワンシーンを見ているような文章である。変則的で読み手を飽きさせない力がある。 心の誓いを立ててから現在に至るまでの気持ちをあえて詳述せず、実際の行動を最終段落に記すことで気持ちの変化を語っている。 社会的な構造に気づき、それを解決するために動いている点もすばらしい。
優秀賞 2名
本田 彩葉さん 関西学院大学 「イメージを越えて」
受賞作品はこちらessay-honda.pdfをご覧ください。
<審査委員長コメント>身近なところから行動を起こしたり、自分にできることを考えて実践しているところが、グローバルな視点で日常に目を向けていると評価された。まさに「Think globally, Act locally」を体現するような活動である。 また、「ネパールのきれいさ」という独特な視点も良い。
宮井 彩生さん 近畿大学 「テレビや本で見るだけじゃなく」
受賞作品はこちらessay-miyai.pdfをご覧ください。
<審査委員長コメント>表現力が高く、テクニックやリズム感があり読みやすい。よく計算されている文章。いわゆる「エッセイ」であると感じられた。フェアトレードの普及を考えている人だからこその能力ではないだろうか。 また、フェアトレードの認知度や広まっていない原因などを調査し、分析している点も良い。
(最優秀賞の中原さんが副賞辞退のため、次点の宮井さんが2016年度タイ スタディツアーに参加しました。)
奨励賞 4名
小島 彩さん 上智大学 「好きなことと国際協力 ―フィリピンで学んだこと-」
受賞作品はこちらessay-kojima.pdfをご覧ください。
<審査委員長コメント> 自分の好きなことや才能を国際協力につなげられるという気づきや発見がとても良い。
<審査委員長アドバイス>「彼らの声をもっと外に届けていく」という部分に具体性がほしい。
後藤 聡美さん 神戸大学大学院 「消えない怒りを原点に」
受賞作品はこちらessay-goto.pdfをご覧ください。
<審査委員長コメント> 経験の内容が濃く、インパクトの強い作品であった。
<審査委員長アドバイス>怒りのポイントが漠然としている点がもったいない。 世界を変えられると思って、自分にできることを考え実行してほしい。
濱田 遥さん 和歌山大学 「大きな家族」
受賞作品はこちらessay-hamada.pdfをご覧ください。
<審査委員長コメント> 生まれた環境によって個々の可能性が狭められるのはおかしいという視点や、「人として」現地の人々との信頼関係を大切にしている点が評価された。
<審査委員長アドバイス>実際にどのような行動をしている、あるいはしたいのかという部分が希薄なので、説明がほしい。
中山 晴貴さん 関西大学 「本当の幸せとは ~フィリピン国際協力ボランティア~」
受賞作品はこちらessay-nakayama.pdfをご覧ください。
<審査委員長コメント>フィリピンでの経験から自分の教育観を築いたことがすばらしい。
<審査委員長アドバイス>幸せのはかり方は難しく、漠然とした印象が残る。 自分なりの幸せを見つけ、それを実現するための具体的な行動にうつしていってほしい。