ムク・マヤ・タマン
カブレパランチョーク郡ロシ地区ピンタリ村から2人目の研修生。2児の母として家事をしながら農作業や家畜の世話もし、さらに仕立て屋として地域の女性や子どもたちの服を作っている。女性グループでも活動しており、女性の地位向上に取り組む。「女性グループの強化と幼児の栄養や子どもの健康、田畑の土を元気にする方法を勉強したい」と来日。
帰国後はピンタリ村の住民の生活改善のために尽力。2015年春のネパール大地震で自宅が半壊し、住居をピンタリ村のある山の麓に移す。自身も被災者として大変な苦労をしてきたが、ピンタリ村を含むロシ地区の開発を担う現地NGO「SAGUN」 のフィールドコーディネーターとして、今までに緊急支援、大工トレーニング、住民参加型調査、ヤギを通じた生計向上などの復興プロジェクトを運営してきた。現在もSAGUNのスタッフとして多方面で活躍中。