初めての研修ふりかえり
【プットリさん、スシラさん、ゼンゼンさん 初めての研修終了】
37期研修生の3人は、初めての研修を無事終えました。研修生はそれぞれ違う保育園で、子どもたちと共にあそびながら、日本の保育についてたくさんの学びを得ました。
PHD協会では研修が終わったら毎回「ふりかり」を行っています。ふりかりでは、研修での学びや気づきを深め、自分の村の状況と照らし合わせながら、活用の仕方などを考えています。3人とも、初めての研修ふりかえりを終えたので、その一部をご紹介します。
~プットリさん 友愛幼児園~
プットリさんは6月6日から6月14日までの9日間、友愛幼児園で研修を行いました。
30人の5歳児と鉄棒や雑巾レース、かるたやオセロなどで遊んだり、給食を食べたり、花の日には歌を歌い、消防署とケアセンターに行きました。
プットリさんは日本の保育は遊びながら学ぶことができ、子どもたちが自立しているから自分の事は自分ですることができると気づきました。また、これからは給食の栄養や歯のことについてを学びたいそうです。
~スシラさん のぞみ保育園~
スシラさんは6月7日から6月15日までの9日間、のぞみ保育園で研修を行いました。
のぞみ保育園では、39人の5歳児と共にブロックや砂場で遊びました。ネパール語を子どもたちに教えたり、スシラさんの村の事も話しました。
スシラさんは日本とネパールの教育の違いに驚くことが多かったようです。例えば、日本の保育園には、1日のTime Tableや沢山の絵本やおもちゃがあります。また、昼寝の時間が設けられていたり、服の着替えを行います。ネパールにはない事ばかりでたくさん学べました。これからは子どもの健康について深く学びたいと言っていました。
~ゼンゼンさん はらっぱ保育所~
ゼンゼンさんは6月10日から6月21日までの11日間、はらっぱ保育所で研修を行いました。はらっぱ保育所では、4カ月から5歳の子どもたち39人がいます。ゼンゼンさんは研修中外に出ることが多く、公園や神社、畑などに行き子どもたちと共に花や虫の名前を学びました。
ゼンゼンさんは、子どもたちの毎日の様子や食べたもの、体温などが書かれている、保育の先生と子どもの親御さんをつなぐノートがとても良いと言っていました。また子どもたちが自分のことを自分で行うことに感動しました。ゼンゼンさんはこれから子どもたちの食事のメニューのたて方、食事の栄養のバランスについて学んでいきたいそうです。
ふりかえり後、みんなは日本語でレポートを書きます。プットリさんとスシラさんはそれぞれレポートを書き終え、洋裁、農業と次の研修が始まっています。ゼンゼンさんは現在レポートを頑張って書いていますが、もうすぐ次の教育の研修が始まろうとしています。
これからも3人の研修の様子をお届けしていきますのでどうぞよろしくお願い致します!
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