地球市民賞
6月29,30日に行われた、国際交流基金主催の地球市民賞のイベントに参加してきました!
地球市民賞とは、全国各地で国際交流文化活動を通して日本と海外の結びつきや連携を深め、互いの知恵やアイディアを交換し、ともに考える団体を表彰して応援するといものです。
今年のシンポジウムは受賞団体7件を輩出している兵庫県神戸市で行われました。ちなみにPHD協会も、1988年に受賞しています!
2日間にわたって行われたこのイベントでは、
全国から集まった国際交流を担う団体で連携推進についてのワークショップや、神戸の街をバス回るフィールドトリップなど内容盛りだくさんでした!
2日目のフィールドトリップでは、三宮・元町の旧居留地やメリケンパークでブラジルへ渡った移民や神戸開港時の様子、
新長田では、在日コリアンのお年寄りが利用されるデイサービスセンター、ハナの会への訪問、
震災時の様子とたかとりコミュニティーセンターの活動について教えていただきました。
震災で言葉が分からず戸惑っていた外国人の方々を支援する様々な活動が行われいていることを学びました。
たかとりコミュニティセンターは協会の中にたくさんの団体が入っており、とても活発に活動されている様子を見ることが出来ました。
午後からは、デザインクリエイティブセンター神戸(KIITO)での公開シンポジウムに参加しました。
「震災」「アート」「多文化」というテーマでたくさんの方が登壇し、国際交流活動の現状やあり方、今後の展望などをお話しされました。
震災などの緊急時のため、多文化とのつながりを持っておくこと、
外国人ー日本人、だけではなく、日本人―日本人の間の文化に対する寛容性が大切であるというお話がとても印象に残りました。
開港150年を迎えた国際都市神戸が様々な経験をしてきたことを学び、
多様な文化の共生という側面で次のステップに進むには何が必要かを考えさせられるイベントでした。
国内研修生広報啓発担当 清水
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