2006年度24期生一覧
ポーディーヤ
タイ / 宗教:キリスト教
研修テーマ:住民組織化, 保健衛生, 協同組合, 口腔衛生, 有機農業, 洋裁
チェンマイ県ガラヤニワッタナー郡ノンジェットノイ村(ムシキー)出身。1989年に発足した村の女性による手織り布グループの推薦を受けて来日。グループ発足初期からのメンバー。布の加工技術やデザイン、グループ運営等を学び自分たちの織る布を幅広く活用したいと来日。
帰国後、ミシンを購入。手織り布グループ「チョディ」の集会小屋に置き、メンバーにミシンの使い方を教える。ミシンを使えるメンバーが増え、ポーチやカバンなどの加工品の製作・販売ができるようになった。布を織ることに加え、近年は家族とともに有機農業に励んでおり、葉物野菜、カボチャ、豆などを育てている。
スースーテイン(スス)
ミャンマー / 宗教:上座部仏教
研修テーマ:住民組織化, 保健衛生, 保育, 協同組合, 口腔衛生, 教育
マンダレー地方域タダインシェ村から7人目の研修生。村では、十分な教育が受けられない子どもたちのために、ボランティアで学校の先生をしていました。日本の教育現場を体験し、村の学校教育に活かしたいと来日。
帰国後、学校教員に復帰し、手洗いや虫歯予防の啓発活動を行う。ティダさん(2007年度)と一緒に村の保健衛生活動に取り組む。また、ティダさんとグループ「シンプルライフ」を作り、天然成分のシャンプー作りや安い輸入のお菓子ではなく伝統的なお菓子を推進する活動を始めた。現在は僧院学校(2019年度研修生のゼンゼンさんも勤務)で中学生に数学と理科を中心として教えている。
スリヤ・プットラ
インドネシア / 宗教:イスラム教
研修テーマ:住民組織化, 保健衛生, 協同組合, 有機農業, 畜産, 養鶏
西スマトラ州ソロ郡カユジャングイ村から2人目の研修生。好奇心旺盛で村の人気者。牛の飼育を中心に農業全般と組合などについて学びたいと来日。
帰国後は牛の飼育に取り組み、エサは草やバナナの茎、ボカシを使って自分で作っていた。米、唐辛子、サトウキビを作り、淡水魚の養殖などにも取り組む。2008年に大腸がんが見つかり手術。淡水魚の養殖に取り組みながら静養していたが、2009年11月に逝去。