スリザナ ・ シャハ ・ タクリ

カブレパランチョーク郡ロシ地区ラジャバス村から初の研修生です。2015年4月の地震では被害が大きかった地域の出身。家族は母、2人の弟、妹の5人。父親は中東での出稼ぎ後、病没。父が遺してくれた家も地震で倒壊し現在は仮設住まい。 妹と弟の学費のために朝早くから草刈や水汲みに奔走する生活。「村には医療施設がない。病気の予防や応急手当てを学びたい。できたら帰国後は医療従事者として働きたい」来日。夢は村にある簡易的な医療施設にて、被災地域の健康増進に寄与すること。

帰国後は、日本で病気の予防や応急処置について学んだことを活かすため、ネパールで医療従事者になることを目指して勉強をする。その後、2018年に再来日し日本語学校に通う。現在、愛知県在住。