ティダチョー (マーチョ)
マンダレー地方域ウーインリー村から初めての研修生。タダインシェ村と比べてアクセスの悪い村で、電気はまだ通っておらずトイレの数なども少ない。高校卒業後、洋裁を学び、村で仕立屋をしている。注文を受け、普段着から結婚式の服まで作る。またボランティア活動にも熱心で、モーママさん(2013年度)たちと一緒に保健衛生の啓発やシンプルライフというグループ(天然成分のシャンプー作りや安い輸入品ではなく伝統的なお菓子を推進)での活動を行ってきた。自分の村では「村の人はゴミをあちらこちらに簡単に捨てるので雨季になると汚くなり問題」と、地域のごみを集める活動を頑張ってきた。
帰国後は、自宅内での図書室づくりやゴミを回収するボランティアグループを立ち上げ、村の10ヵ所にゴミ箱を設置し、毎週1回集まって回収するなど地域のために取り組む。現在の主な仕事である縫製作業の傍ら、コロナ感染対策として布マスクを作り家族や村の人々に配っている。